Home > Materials > 刺し子針

刺し子針

針の種類

 裁縫をする際の手縫い針の使い分け方について、少し調べてみました。
 針を選ぶ際、針の太さは、厚地には太い針を、薄地は細い針をというように、布の織り糸の太さに合わせて選びます。  針の長さについても同様に、ざっくり大き目の針目で縫いたい時は長い針を、細かく小さめの針目で縫いたい時は短い針をというように、縫い目の長さに応じて選びます。
 一般的な用途には、細くて短い針と太くて長い針(しつけ用など)の使用頻度が高いと思います。
 また、針の針穴には、ラウンドアイ(丸穴)という小さく丸い針穴とロングアイ(溝穴)という長く楕円形の針穴があります。刺しゅう針の多くはロングアイになっています。他にロングアイよりも針穴の長いタペストリーアイというものもあります。
 さらに、針の針先は先のとがったノーマルポイント(シャープポイント)と、丸い針先で布割れしないのが特徴のタペストリーポイントの二つが一般的です。その他、革針に使われるグローブスポイント(針先が三角形状に鋭くカットされたもの)やニット地用のボールポイント(針先が少し丸く、糸を割らない)などがあります。また、スゥエーデン刺しゅう針のようにタペストリーポイントで、針先が少し曲げてある針もあります。
 こぎん針、クロスステッチ針、とじ針の多くはタペストリーアイかつ針先の丸いタペストリーポイントになっています。これは、目の粗い材料に太い糸を使ってステッチをする場合に、織り糸を割らないようにするためです。

メリケン針、フランス刺繍針、刺子針、クロスステッチ針 上の写真の針は上から順番に
  1. クロバー メリケン針#4(長さ34.8mm)
  2. クロバー フランス刺しゅう針No.4(長さ42.9mm)
  3. オリムパス 刺し子針(長さ約48mm)
  4. 藤久(株)クロスステッチ針No.19(長さ42mm)

刺し子針

 刺し子で使用する針は、専用の刺し子針がメーカー数社より販売されています。針穴はロングアイ、針先のとがったノーマルポイントがほとんどです。針の太さ、長さは細いものから太いもの、短いものから長いものまで様々にあります。また、刺し子針のセットには、ラウンドアイの短い針が含まれているものもあります。
 糸の太さや布の厚み、ご自身の縫い方や手の大きさに合った針を選ばれると良いと思います。ただし、太さのある市販の刺し子糸を使用する場合は、針穴がロングアイになっている刺し子針をおすすめします。
 これまで、私自身はオリムパス、クロバー、ユザワヤの刺し子針を使ってきました。
 オリムパスの刺し子針はロングアイの針のみ大小2本入っています。大が約66mmとかなり長く、小は約48mmとなっています。
 クロバーの刺し子針は長さ、太さ、針穴の大きさの異なる4種類の針が8本セットになっており、初めて購入する場合は使い勝手が良いと思います。セット内容は、ラウンドアイのメリケン針#4(0.89×34.8mm)、ロングアイの刺し子針(0.84×50.8mm)、フランス刺しゅう針No.3(0.99×44.5mm)とNo.4(0.91×42.9mm)がそれぞれ2本ずつになっています。
 また、ダルマの刺し子針は太さ・長さの違う4種類の刺し子針がセットになっています。太さ・長さは0.84×51.5mmの針が2本、0.97×45.0mmの針が1本、0.89×42.5mmが2本、0.89×35.0mmの針が1本の計6本です。ロングアイ3本、ラウンドアイ3本のセットです。
 他に、針の生産日本一の広島針を生産しているチューリップの刺し子針や、京都みすや忠兵衛の刺し子針など伝統のある質の高い針もあり、ぜひとも手に入れて使ってみたいものです。

inserted by FC2 system